将棋のルール

【ルール】将棋の反則7つ紹介 – 相手に注意されなければセーフ!

【初級】将棋の反則7つ紹介 – 相手に注意されなければセーフ!
かおりちゃん

将棋って反則もあるんだよね~

けいいちくん

いっぱいありすぎて何から覚えればいいか・・・

先生

先生が覚えるべき順番に教えてあげるよ~

クラブ生たち

先生!よろしくお願いします!

将棋しょうぎにはしてはいけない反則はんそくがたくさんあります。
ここでは反則はんそくっていますが、正式こうしきには『きん』といます。

有名ゆうめい反則はんそくに『二歩にふ』がありますが、あなたはどれだけっているでしょうか。
これをっていれば、相手あいてした瞬間しゅんかん注意ちゅういすればになります。
ぎゃく自分じぶん反則はんそくしても、相手あいて気付きづかなければけにはなりません。

大会たいかいによっては反則はんそくになったりならなかったりすることも紹介しょうかいするのでしっかりおぼえていきましょう。

将棋の反則7選

これをしたら反則負はんそくまけになってしまうことを、7つ紹介しょうかいします。

  1. 二歩
  2. 間違った駒の動かし方
  3. 行き場所のない駒
  4. 二手指し
  5. 打ち歩詰め
  6. 王手放置
  7. 連続王手の千日手

それぞれ解説かいせつするので、順番じゅんばんおぼえていきましょう。

二歩

二歩

おなれつが2つあることを二歩にふといいます。
将棋しょうぎでは一番いちばんおお反則はんそくで、プロや有段者ゆうだんしゃでもしてしまうことがあります。
とく自陣じじんったあとは、敵陣てきじんにもってしまうことがあるのでけましょう。

もし自分じぶんってしまっても、相手あいて気付きづいていなければってしまえば証拠隠滅しょうこいんめつできます。
これは棋譜きふられていないことが前提ぜんていです。

二歩にふおなじようですが、「」と「ときん」がおなれつにいても反則はんそくにはなりません

将棋しょうぎクラブの初級しょきゅう観戦かんせんしていると、たまに三歩さんぷかけることがありこころがほっこりするときがあります。
これも初心者しょしんしゃあかしですので、おたがいに気付きづかないのは納得なっとくですね。
初心者しょしんしゃ卒業そつぎょうするためにも、反則はんそくはしっかりおぼえましょう。

間違った駒の動かし方

間違った駒の動かし方

ぎんよこうごかしたり、きんをナナメうしろにうごかすと反則はんそくになります。
とくかくすじ間違まちがえることがおおいです。
なれれないこまをなるのも反則はんそくになります。
たとえばきん裏返うらがえしたり、相手陣あいてじんはいっていないのにるのはダメです。
ほかには、飛車ひしゃかくきょう自分じぶん相手あいてこまえてしまうのも反則はんそくになります。
一度いちどったこま裏返うらがえしてもともどすのも禁止きんしされています。

間違まちがったこまうごかしかたをしないためにも、しっかりとこまうごかたおぼえましょう。

行き場所のない駒

行き場所のない駒

けいきょうしかできない反則はんそくです。
きょう相手陣あいて一番奥いちばんおくまでったときらなければなりません。
けい一番奥いちばんおくだけではなく、二段目にだんめでもらないと反則はんそくになります。
これらのこまうごけないところうごかすだけではなく、つのもダメです。

なぜかとうと、そのこまつぎ自分じぶんばんになったときうごかせなくなってしまうからです。
こういうは、将棋しょうぎでは禁止きんしされています。

二手指し

かい連続れんぞく自分じぶんこまうごかすと二手指にてざしで反則はんそくけになります。
相手あいてしたのを確認かくにんしてからしましょう。
からなければ「しましたか?」と相手あいてくといいでしょう。

打ち歩詰め

打ち歩詰め

王様おうさまますときに、最後さいごってんでしまうと反則はんそくになります。

ているが歩詰ふづめはOK

王手放置

王手放置

王手おうてされているのに、まったくちがすと王手放置おうてほうちとなります。
相手あいてこまいているところに、おううごかすのも反則はんそくです。

相手あいて王様おうさまれる場合ばあいは、「反則勝はんそくがちです」とうか、王様おうさまってしまいましょう。

連続王手の千日手

連続王手の千日手

連続れんぞくして王手おうてけ、おな局面きょくめんが4かいあらわれると王手おうてけているがわ反則はんそくけになります。

連続れんぞくでとうところがポイントです。

途中とちゅう王手おうてではないふくまれると、先手後手せんてごてえてしなおしになります。

反則になる可能性があること

ここからは、反則負はんそくまけになる可能性かのうせいがあることを6つ紹介しょうかいします。

  1. 待った
  2. 盤面破壊
  3. 対局時計を指した手で押さない
  4. 持ち駒を隠す
  5. 観戦者の助言や反則の指摘
  6. 持将棋の宣言間違い

大会たいかいによって、さまざまなのでこまったら大会運営者たいかいうんえいしゃびましょう。

待った

こまからゆびはなれたらやりなおせません。
しっかりんでからしましょう。

ただし、練習将棋れんしゅう場合ばあい相手あいてが「いいよ」とってくれれば、ったしても大丈夫だいじょうぶです。

盤面破壊

盤上ばんじょうこまを、元通もとどおりにならなおせない状態じょうたいにすることを盤面破壊ばんめんはかいいます。
時計とけいわれて、あせってしまうときこります。
時間じかんギリギリですと、ふくそで複数ふくすうこまにあたってしまい、ぐじゃぐじゃになってしまったら盤面崩壊ばんめんはかいです。

対局時計を指した手で押さない

大会たいかいでは対局時計たいきょくどけい使つかいます。
この対局時計たいきょくどけいこまうごかしたというルールがあります。
きびしい大会たいかいではちがしたら反則はんそくになることもあるので注意ちゅういしましょう。

もし、相手あいてしたしていなかったら注意ちゅういしてあげましょう。

持ち駒を隠す

こどもたち対局たいきょくでは、相手あいてかんがえているときごまあそんでいるもいます。
こまかさねたり、こまうえいていたりさまざまです。

相手あいてもちごまえなくて、けてしまうのはもったいないです。
そんなときは、「ごませてください」とはっきりいましょう。

つくえうえかくされたくらいならいいですが、ポケットにれてかくすなどの行為こうい反則はんそくけになる可能性かのうせいがあります。

ごま相手あいてやすいように、綺麗きれいならべるのがマナーです。

観戦者の助言や反則の指摘

二歩にふなどの反則はんそく観戦者かんせんしゃ対局者たいきょくしゃおしえるのもルール違反いはんです。
対局者同士たいきょくしゃどうし気付きづいていなければ、将棋しょうぎつづきます。

観戦者かんせんしゃ保護者ほごしゃ場合ばあいなど、おさんにってしい気持きもちはかりますが、ぐっとこらえて見守みまもりましょう。

持将棋の宣言間違い

両方りょうほう王様おうさま相手あいて陣地じんちはいり、どちらもますことができない場合ばあい持将棋じしょうぎとなります。
入玉宣言法にゅうぎょくせんげんほうはルールがかなり複雑ふくざつです。

王様おうさま相手陣地あいてじんちはいっていて、自分じぶん王様おうさま王手おうてがかかっておらず、王様以外おうさまいがいこま相手陣地あいてじんちに10まい以上いじょうないと宣言せんげんできません。
これにひとつでもてはまっていないことがあると、宣言せんげんした時点じてん反則はんそくになります。

この宣言せんげん間違まちがいは確実かくじつ反則はんそくけになりますが、初心者しょしんしゃおぼえる優先度ゆうせんどがかなりひくいので、「反則はんそくになる可能性かのうせいがあること」にれました。

持将棋じしょうぎ入玉宣言法にゅうぎょくせんげんほうについて、くわしくおぼえたいひとこちら記事きじんでください。

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反則になるかは運営者が決める

プロ棋士きし対局たいきょくは、日本将棋連盟にほんしょうぎれんめいめたルールでおこなわれます。
しかし、アマチュアの大会たいかい各都道府県かくとどうふけんでのルールや、おなけんでも大会運営者たいかいうんえいしゃによってルールがちがいます

反則はんそくかどうかからないときは、まわりの先生せんせい大会運営者たいかいうんえいしゃいてみよう。

反則にならないこと

王手

王手と言わない

初心者しょしんしゃ対局たいきょくでは、よく「王手おうて」という言葉ことばみみにします。
テレビでやっている、プロの対局たいきょくではない光景こうけいですね。

将棋しょうぎのルールでは王手おうてわなくても反則はんそくけにはなりません。

投了最優先

けました」とって投了とうりょうしたあとに、相手あいて反則はんそくがついてもおそいです。

将棋しょうぎ勝敗しょうはい投了最優先とうりょうさいゆうせんで、投了とうりょうしたあと勝敗しょうはいわることはありません。

まとめ:反則のルールは少しずつ覚えよう

最初さいしょのうちはたのしく将棋しょうぎせればOKです。

将棋しょうぎ反則はんそくはたくさんあるので、最初さいしょ全部ぜんぶおぼえるのは大変たいへんです。
最初さいしょのうちは二歩にふや、どころのないこま歩詰ふづだけおぼえておけばいいでしょう。

つよくなってたら対局時計たいきょくどけい使つかかた持将棋じしょうぎ入玉宣言法にゅうぎょくせんげんほうおぼえていきましょう。

まとめ

まとめ
  1. 将棋の反則は「禁じ手」という
  2. 必ず反則負けになることは7つ
  3. 反則か迷ったら運営者が決める
  4. 反則しても相手が気付かなければセーフ
  5. 投了後に反則に気付いても遅い

反則はんそくについてくわしくなったところで、ほかにも将棋しょうぎのルールおぼえていこう。

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