２手詰は、王手を掛けている局面から始まる詰将棋です。
まずは相手の王様がどう逃げるかから考えます。
１手詰は相手の手を考える必要がないので簡単です。
しかし３手詰になると、自分の手を２手考えるので一気にむずかしくなります。
１手詰はすらすら解けるけど、３手詰は解けない人には２手詰がオススメです。
この記事は３手詰の問題から、初手を指した局面を出題しています。
これが全部解けたら、３手詰も解けるようになること間違いないでしょう。
わからなかったら答えを見てもいいので、詰みの形をしっかり覚えていきましょう。
ちょっと解いてみてむずかしかったら、こちらの１手詰から解いてみてください。
もくじ
詰将棋のルール
盤面にない王以外の駒は、すべて玉方の持ち駒です。
この記事では、覚えて欲しい実践形も出題しているため、上記の玉方ルールに適していない問題もあります。
その場合、※にて注意書きをしておきます。
それでは、さっそく解いていきましょう。
Qのボックスをクリックすると答えが見れるよ！
金が活躍する２手詰
△４一玉 ▲４二金打
※５一や６一に逃げられても頭金で正解
△６一玉 ▲６二金打
△１二玉 ▲２二金打
①△１二玉 ▲２二金寄
②△１二玉 ▲２二金上
どちらも正解
△４一玉 ▲５一金打
△２三玉 ▲３四金
△５三玉 ▲５四金
△同金 ▲１一金
△６二玉 ▲６一金打
△同馬 ▲７二金打
銀が活躍する２手詰
△３一玉 ▲３二銀打
△４一玉 ▲５二銀
△８二玉 ▲７一銀打
△２四玉 ▲２五銀打
①△１三玉 ▲２二銀打
②△１一玉 ▲２二銀打
どちらも正解
※２一や３一に逃げられても頭銀で正解
△２三玉 ▲３三金
△１二玉 ▲２一銀打
①△同銀右 ▲６二銀打
②△同銀左 ▲４二銀打
どちらも正解
△同玉 ▲５二金
※６一の銀を取られても頭金で正解
△４一玉 ▲４二銀打
桂が活躍する２手詰
△２四玉 ▲３六桂
△同香 ▲６二銀
①△同歩 ▲８三銀打
②△８二玉 ▲７一銀打
どちらも正解
△２一歩 ▲２三桂
△４一玉 ▲５一金
△同歩 ▲２三金
△同金 ▲５二金
※４一や６一に逃げられても３一金や７一金で正解
△同香 ▲１二金
①△５一玉 ▲４一金
②△３一玉 ▲２一金
どちらも正解
△８二歩 ▲８三桂
香が活躍する２手詰
△２一玉 ▲１二香成
①△３一玉 ▲２二成香
②△３一玉 ▲２二飛成
どちらも正解
△１八歩 ▲２七金
△同玉 ▲１三香
△同玉 ▲１五香
△１四歩 ▲２二銀
△１二香 ▲２二銀
△２一玉 ▲１一香成
△２一玉 ▲１一香成
△同金 ▲２二銀
飛車が活躍する２手詰
△２一歩 ▲２二金
①△１二歩 ▲２二金
②△２一玉 ▲２二金
どちらも正解
△同玉 ▲３二飛
△同玉 ▲３一飛
△同金 ▲４一飛成
△同玉 ▲１一飛
※１四に逃げられても１三か１五に飛車を打って詰む
▲８二金 △同金 ▲９一飛打
△同玉 ▲９五飛
９三玉 ▲８二飛成
△同玉 ▲８二金
角が活躍する２手詰
△９一玉 ▲８二角打
△１二玉 ▲２二馬
△１二玉 ▲２二角成
△１二玉 ▲２二角成
△８三玉 ▲７二角行成（６三の角が動く）
△６四歩 ▲８二角
△９二玉 ▲８一銀不成
△同玉 ▲７二金
※６一の銀を取られても５一に逃げられても、頭金で正解
△８二玉 ▲９一角
△８二玉 ▲７一角
歩が活躍する２手詰
△１三玉 ▲１四歩
①△１一玉 ▲２二と
②△１一玉 ▲２二馬
どちらも正解
①△１一玉 ▲２二と
②△１一玉 ▲２二龍
どちらも正解
※２一に逃げられても２二とか龍で正解
△２一玉 ▲３一金
△２一玉 ▲３二飛成
△２一玉 ▲３二歩成
△２二玉 ▲３二と
△同桂 ▲２二金
△同金 ▲２一金
△同玉 ▲２一歩成
応用問題でおさらいしよう
△１二玉 ▲２一龍
①△５一玉 ▲４三桂
②△５一玉 ▲６三桂
どちらも正解
△同玉 ▲４二金
△２二玉 ▲２一飛成
△３二玉 ▲２一飛成
△５三玉 ▲５二金
△同金 ▲５一飛
①△同玉 ▲９五飛
②△同馬 ▲９二飛
どちらも正解
①△９二玉 ▲８二金
②△７一玉 ▲８二金
どちらも正解
△同玉 ▲７一角成
①△同銀右 ▲６二銀打
②△同銀左 ▲４二銀打
どちらも正解
△同玉 ▲２二銀直成
△２二玉 ▲４二飛成
△２一玉 ▲１一飛成
△同歩 ▲２三金
△同桂 ▲２一銀
△１一玉 ▲１二飛
△同桂 ▲２二銀
△８四玉 ▲７五角
△８四歩 ▲８五桂
△８二玉 ▲７一角成
①△９二玉 ▲６二飛成
②△７二玉 ▲６二飛成
どちらも正解
△９三玉 ▲８二飛成
△８三玉 ▲６二飛成
※駒余りの６手詰もあり。
①△同玉 ▲８三金
②△同香 ▲８三金
どちらも正解
△同玉 ▲３二飛成
△同馬 ▲２三桂
△同玉 ▲２二金
△同金 ▲４一龍
△同玉 ▲２一歩成
まとめ – ２手詰を覚えれば３手詰も解ける
全部解いていただき、大変お疲れ様でした。
２手詰は相手の手も考える、基本問題になります。
基本的な詰みのパターンを覚えることは、とても大切です。
同じ詰将棋を何度も何度も解くことで、確実に脳に記憶されます。
一度解いたから終わりではなく、２週間後にもう一度解いていただくことをオススメします。
その時に、今日よりも短い時間で解くことができれば、棋力アップを実感することができるでしょう。
100問全部解けたなら、次は３手詰にチャレンジしてみましょう。
